「結婚相談所は、何歳で利用するのがよいの?」「30代なら、手厚いサポートがあるところを選ぶべき?」。相談所を調べていると、年代ごとのおすすめがたくさん出てきて、かえって迷ってしまいますよね。
年齢は、会員層やプランの対象を確認するための大切な条件です。ただし、同じ30代でも、仕事の予定、結婚への希望、相談したい内容は人それぞれ。年齢だけで自分に合う相談所を決めることはできません。
この記事では、20代・30代・40代で確認したい点を整理したうえで、会員層、支払総額、担当者、交際中の支援を比較する方法をご紹介します。無料相談でそのまま使える質問例もまとめました。「自分の年代で人気だから」から一歩進んで、どんな支援なら活動を続けられそうか、一緒に考えてみましょう。
この記事のポイント
- 年代ごとに確認しておきたい条件が分かります。
- 年齢別プランを支払総額と支援内容で比較できます。
- 会員数や成婚率を見るときの注意点を整理できます。
- 無料相談で質問する内容と契約前の確認点が分かります。
掲載サービスは比較の一例で、年代別の人気順位や成婚しやすさを示すものではありません。対象年齢・料金・支援内容は、申込前に公式案内と契約書面で確認してください。
結婚相談所の選び方|年齢別に考える結婚相談所の選び方

年齢だけで決めない選び方
結婚相談所を選ぶときは、年齢に加えて「結婚への希望」「活動に使える時間」「必要な支援」の三つを整理してみましょう。20代だから自力で進めるべき、40代だから必ず仲人の支援が必要、と決める必要はありません。経験や生活に合わせて、助けてほしい部分を選べます。

たとえば、自分で相手を探すことはできても、交際の進め方で迷う方がいます。逆に、相手と話すことより、プロフィールの準備や予定の調整が負担な方もいるでしょう。どちらも「婚活が苦手」とまとめず、困る場面を具体的にすることが比較の出発点です。
年齢が関係するのは、相談所の入会条件、割引プランの対象、探したい年代の会員層などです。それぞれを確認する意味はありますが、年齢が合っているだけで、希望する相手とのお見合いが成立するわけではありません。相手側にも希望があることを含めて考えます。
| 年代 | 確認する入口 | 相談時に具体化したいこと |
|---|---|---|
| 20代 | 入会目的と年齢別プラン | 希望する結婚時期、継続費用、必要な支援 |
| 30代 | 仕事や生活と活動の両立 | 面談時間、相談方法、交際中の見直し |
| 40代 | 希望する暮らしと会員層 | 地域・住まい・仕事・家族についての希望 |
この表は、年代ごとに相談の入口をつくるための整理です。20代でも家族との暮らしを詳しく相談して構いませんし、40代でも予算を最優先に検討できます。自分に当てはまる項目を、年代をまたいで拾ってみてください。

また、結婚相談所と婚活アプリはサービスの仕組みが異なります。ここで比較するのは、相談所と契約し、会員紹介や活動支援を受けるサービスです。アプリの料金や使い方も含めて迷っている場合は、アプリと結婚相談所の違いから確認しておくと、比較する費用と支援の範囲がはっきりします。
自分の年代を理由に急いで契約するより、活動を始めるための条件がそろっているかを見ていきましょう。入会を決めることと、結婚相手を決めることは別の判断です。焦りがあっても、説明を理解するための時間は取って構いません。
20代は活動目的と継続費用を確認
20代で相談所を検討するときも、「まだ早いかどうか」より、自分が何を求めているかを考えてみましょう。結婚への希望を共有できる相手と出会いたい、相手選びを相談したいなど、利用する理由があれば、サービスを比較する材料になります。
一方、周囲に勧められたことだけが入会理由なら、活動を始める気持ちが自分にあるかを確かめたいところです。家族が費用を負担する場合でも、面談やお見合い、交際を進めるのは自分です。誰の希望を優先しているのかを、一度整理してみてください。
年齢別の割引がある相談所では、対象になる年齢と判定の時点を確認します。問い合わせ時、契約時、活動開始時のどの年齢で決まるのか、誕生日を迎えた後の料金はどうなるのかなど、実際の支払いに関わる条件まで聞きましょう。
無料相談で聞く例
「年齢別プランは、いつの年齢で判定されますか。利用中に対象年齢を超えた場合、月会費やサポートは変わりますか?」
「結婚を考える時期はありますが、交際を通して相手を知りたいです。その希望で、どのような活動の進め方になりますか?」
費用は、最初の支払額だけで判断しないことが大切です。入会金が抑えられていても、月会費、成婚料、写真などを合わせた総額は変わります。無理のない予算を決め、活動を続けた場合と途中で休む場合の両方を確認します。
交際経験が少ないことが気になる場合は、その点も具体的に相談できます。何を話せばよいか迷うのか、交際を続けたいか判断しにくいのかで、必要な支援は異なります。「初心者向け」という案内だけで決めず、どんな場面で誰に相談できるかを聞いてみましょう。
自分の希望がまだ固まっていないなら、面談で整理する支援があるかを比較します。ただし、担当者に結婚観を決めてもらう必要はありません。提案を聞いたうえで、自分の気持ちを言えるか、考える時間を取れるかも大切な確認点です。割引の期限だけで、納得する前に契約を決めないようにしましょう。
30代は生活と相談体制を照合
30代で選ぶ際は、仕事や生活の予定と、相談所の活動の仕組みが合うかを確かめてみましょう。休日に通えるかだけでなく、面談の予約、相談への返事、お見合いの日程調整など、活動中に必要なやりとりまで想像すると比較しやすくなります。
たとえば、シフト勤務なら「土日対応」と書かれているだけでは十分とは限りません。平日の夕方に相談できるか、勤務予定が変わった場合にどう調整するかなど、自分の生活に合わせて質問します。オンライン対応でも、面談できる曜日や予約方法は確認したいところです。
結婚したい時期がある方は、その希望も伝えてください。ただし、希望時期を話すことと、その期間内の成婚を保証してもらうことは違います。いつまでにどんな準備をし、どの時点で活動を振り返るかを相談すると、今できる行動に落とし込みやすくなります。
忙しい時期を想定した質問例
「月末は仕事が忙しくなります。面談やお見合いの予定を調整しながら活動できますか?」
「交際中に迷った場合、定期面談まで待つ必要がありますか。相談方法と、返信の目安を教えてください」
アプリからの切り替えを考えている場合も、困っていた点を分けて伝えましょう。結婚への希望が合わなかったのか、連絡が負担だったのか、交際の判断を一人で抱えていたのかで、相談所に求める支援は変わります。入会すれば同じ悩みが自動的になくなるとは限りません。
30代前半・後半という区切りも、焦らせるための基準にはしないようにします。希望する年代の相手を探せるか、現在の条件でどのように活動できるかを具体的に確認しましょう。「その年齢なら大丈夫」「急がないと難しい」という説明だけでは、サービスを選ぶ根拠として不十分です。
仕事を続けたい、転居が難しいなど、結婚後にも関わる希望があれば、入会前に共有しておきます。話しにくい条件こそ、どう整理して相手へ伝えるかを相談できると心強いものです。自分の優先順位を準備したい方は、婚活の自己分析と結婚観の棚卸しも参考にしてみてください。
40代は暮らしの希望を具体化
40代で相談所を選ぶときは、これからどんな暮らしを望むかを言葉にしてみましょう。同居したい地域、仕事の続け方、一緒に過ごす時間など、希望が具体的になると、相談所に聞きたいことも明確になります。初婚か再婚かも含めて、状況を一括りにする必要はありません。
結婚歴や子どもの有無、親との同居など、家族に関わる事情がある場合は、どの段階でどう共有するかを確認します。全員に同じ事情があるわけではないため、年齢から推測した助言だけで進めないことが大切です。自分に該当する話題について相談してみてください。
会員層を見るときは、「40代が多い」という説明から一歩進んで、希望地域や希望する相手の年齢も合わせて聞きます。全国の人数が多くても、通える範囲や生活条件によって、活動の見通しは変わります。公表可能な範囲で、条件を絞った情報を確認しましょう。
希望を具体化する質問例
「今の地域で仕事を続けたいと考えています。この希望で活動する場合、相手探しやお見合いの組み方はどうなりますか?」
「同年代との出会いを希望しています。会員全体ではなく、希望地域と年代を合わせた傾向を教えていただけますか?」
子どもを持つことについても、望む、望まない、まだ決めていないという気持ちを、そのまま整理して構いません。相手に合わせた答えを作るより、今の考えをどう伝えるかを相談します。年齢だけで一律の希望を勧められても、納得できない点は説明を求めましょう。
再婚を希望している方は、過去の経緯を必要以上に詳しく話すことを最初の目的にせず、これから大切にしたい関係を整理してみてください。子どもの生活や家族への配慮など、具体的に相談したいことがあれば、その支援範囲を入会前に確かめます。
40代だからといって、希望をまとめて手放す必要はありません。一方、希望が出会いの範囲にどう関わるかは、説明を聞く価値があります。譲れない理由と、話し合える部分を分けて整理し、相手側の希望も含めて考えられる担当者かを見てみましょう。自分の暮らしを尊重しながら相談できることが、比較の軸になります。
希望に合う会員の範囲を調べる
会員数を比較するときは、その数字が何を数えているかを確認します。相談所の自社会員なのか、加盟する連盟の会員なのか、複数のネットワークを合計した数字なのかで意味が変わります。大きな数字だけを、そのまま自分の紹介候補の人数として受け取らないようにしましょう。
たとえばIBJでは、加盟相談所が会員データベースを共有し、別の加盟相談所の会員ともお見合いできる仕組みを案内しています。同じ連盟の相談所を比べる場合は、会員基盤に加えて、担当者の支援や申込数、料金の違いを見る必要があります。
無料相談では、まず希望地域と希望年代を伝え、その条件でどんな範囲を探せるかを聞いてみましょう。さらに、相手側の希望条件との関係も確認します。自分が検索できることと、相手が申し込みを受けてくれることは、別の段階です。
紹介人数と申込可能数も区別しておきます。自分で申し込める上限が多いプランでも、担当者からの紹介が同じ数あるとは限りません。紹介の仕組み、検索の範囲、お見合い成立後の調整がそれぞれどうなっているかを聞くと、活動の姿が見えてきます。
数字を確認するときの質問
- その人数は自社会員・連盟会員のどちらですか。
- いつの時点のデータですか。
- 自分の契約プランで検索できる範囲ですか。
- 希望地域と希望年代を合わせると、どんな傾向ですか。
- 申込可能数・紹介数・お見合い成立数を区別して説明できますか。
個人情報の関係で、契約前に詳しい検索結果や個別プロフィールを見せられない場合も考えられます。そのときは、何をどこまで説明できるかを確認します。数字を出せないことだけで結論を出すのではなく、分からない範囲を明確にしてくれるかも見ておきましょう。
また、年齢別の実績があっても、住んでいる場所や希望条件が違えば、自分に同じ結果が出るとは限りません。「同年代が成婚した」という情報は参考にとどめ、自分の条件でどう活動するかの説明と合わせて判断してください。
年齢別プランは総額で比べる
年齢別プランを見つけたら、対象条件だけでなく、同じ期間で活動した場合の支払総額を比べましょう。入会時の割引が目立っていても、月会費や成婚料、使える支援が異なれば、単純には比較できません。
計算するときは、初期費用、月会費、成婚料、必要な追加費用を分けます。月会費は想定する活動月数を掛け、成婚料がある場合は、成婚に至ったケースの総額へ加えてください。成婚せずに終了するケースとは分けて考えると、支払いを理解しやすくなります。
| 仮のプラン | 初期費用 | 月会費×6か月 | 成婚料 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 通常プランA | 88,000円 | 11,000円×6=66,000円 | 165,000円 | 319,000円 |
| 年齢別プランB | 55,000円 | 13,200円×6=79,200円 | 165,000円 | 299,200円 |
すべて税込と仮定した計算例です。実在する相談所の価格や平均相場ではありません。6か月は比較用の仮定で、成婚までの期間を示していません。写真・交通費なども含めていません。
この例では、初期費用の差は33,000円ですが、6か月の総額の差は19,800円になります。月会費が異なるため、活動期間が変われば差額も変わります。「最初にいくら安くなるか」だけでなく、自分の想定期間で計算することが大切です。
次に、支援内容をそろえます。面談の頻度、申し込みの上限、担当者からの紹介、交際相談などが異なる場合は、その違いを料金と並べて確認してください。使わない機能が多い上位プランより、必要な支援が受けられるプランの方が合う場合もあります。
予算は、支払える上限だけでなく、生活に無理なく続けられる範囲で決めましょう。割引を受けるために予定以上の期間を契約したり、説明を理解する前に申込金を支払ったりする必要はありません。費用を比較したい方は、結婚相談所の料金と総額の比較も合わせて確認してみてください。
結婚相談所の選び方|自分に合う相談所を見極める比較

対面とオンラインの使い方を比べる
対面型とオンライン型は、面談に使う場所や連絡手段の違いです。対面なら必ず支援が手厚い、オンラインなら自分で進めるだけ、と決めず、実際に何をしてもらえるかを比較しましょう。相談の頻度と内容は、提供方法だけでは分かりません。
通って相談したい方は、場所、移動時間、予約の取りやすさを確認します。月会費に納得していても、通うたびに交通費や時間がかかると、続け方に影響します。仕事帰りや休日に利用する場面を想像してみると、気になる点が見つかります。
オンラインを希望する場合は、面談できる時間、自宅で話せる環境、使うツールなどを確認します。家族と同居している方なら、落ち着いて話せる場所を確保できるかも大切です。通信や操作に不安があれば、始める前に必要な準備を聞いておきましょう。
また、オンライン型の相談所で活動することと、お見合いもすべてオンラインで行うことは同じではありません。相手との対面や移動が必要になる場合を含め、希望地域での活動の仕方を確認してください。どこからでも相談できることと、どこに住む相手とも無理なく交際できることは分けて考えます。
比較の一例として、naco-doは公式にビデオ面談や、活動状況に応じた面談支援を案内しています。オンラインで相談したい方は、利用できる面談の内容、担当者とのやりとり、現在のプランに含まれる範囲を確認する候補になります。
出典:naco-do公式・サービスと面談支援の案内。掲載先には過去時点の実績や会員データもあるため、最新条件は相談時に確認してください。
通う時間を取りにくく、オンラインで相談しながら進めたい方は、naco-doの無料面談で活動方法を聞いてみる選択肢があります。「平日夜に相談したい」など、必要な条件を先に伝えると比較しやすくなります。naco-doの無料面談・サービス内容を見る(PR)
どちらの方法でも、相談したい場面で利用できることが大切です。面談回数の多さだけを比べず、困ったときに連絡できるか、話した内容を次の行動へつなげられるかを、自分の生活に合わせて確かめてみましょう。
担当者に伝える希望を準備する

担当者との相性を確かめるには、実際に相談したいことを一つ用意しておくと役立ちます。「親切だった」という印象に加えて、希望をどう受け止め、どのように説明してくれるかを見られるためです。きれいに整理して話す必要はありません。
たとえば、「仕事は続けたいけれど、住む場所は相談できる」「結婚時期の希望はあるが、相手をよく知ってから判断したい」といった、迷いも含めて伝えます。すぐに結論を出すのか、理由を聞いたうえで選択肢を示すのかで、相談の進め方が分かります。
条件を変える提案があったときは、その理由を聞いてみましょう。自分の希望が出会いの範囲へどう影響するか、別の考え方があるかを説明してもらいます。助言を聞くことと、その場ですべて受け入れることは同じではありません。
担当者に聞く例
「この条件を広げるとよいと考える理由を教えてください。私が大切にしている点を残すなら、ほかにどんな探し方がありますか?」
「今日お話しした方が入会後も担当されますか。担当者が変わる場合は、どのように引き継がれますか?」
30代・40代の支援を比較する一例として、埼玉県川口市のWith Owlは、30代・40代・50代を主な対象とし、少人数での個別支援を案内しています。公式サイトでは出張とオンラインの対応も示されています。希望する地域と面談方法が対象になるかを確認してください。
出典:With Owl公式・対象年代、個別サポート、対応方法。
希望条件を一緒に整理し、個別に相談できる支援を比べたい30代・40代の方は、With Owlの案内も確認できます。対象地域、面談の方法、料金と支援の範囲を聞いたうえで、自分に合うか判断しましょう。With Owlの無料相談・サポート内容を見る(PR)
少人数制や専任という言葉にも、具体的な確認が必要です。担当者が不在のときの対応、変更を希望する場合の扱い、相談への返信目安などを聞いておきます。担当者の人柄だけに頼らず、継続して支援を受けられる仕組みまで見ておくと、比較しやすくなります。
紹介から交際までの支援を聞く
相談所の支援は、「出会うまで」と「出会ってから」に分けて聞くと分かりやすくなります。プロフィール作成やお見合い調整が充実していても、交際中の相談が自分の希望どおりとは限りません。入会後の流れを、具体的な場面に置き換えて確認しましょう。
まず、プロフィールを作る段階では、写真や紹介文にどんな助言があるかを聞きます。相手への希望がまとまらない場合に整理を手伝ってもらえるか、公開後の修正にも対応するかなど、自分が使いそうな内容を確認してください。

相手探しでは、自分で検索する方法と、担当者から紹介を受ける方法を分けます。紹介される場合は、どのような理由で相手を提案するのか、希望と違う紹介が続いたときに見直せるかも聞きたいところです。人数の案内だけでは、実際の使い方までは分かりません。
| 活動の場面 | 質問の例 |
|---|---|
| 準備 | 「写真や紹介文の相談は、料金にどこまで含まれますか?」 |
| 相手探し | 「検索と紹介はそれぞれどのように使いますか?」 |
| お見合い | 「日程調整と、会った後の振り返りは誰に相談できますか?」 |
| 交際 | 「気持ちの違いや、結婚観の確認で迷ったときの支援はありますか?」 |
| 成婚前後 | 「どこまでが支援範囲で、どの時点で契約が終了しますか?」 |
交際の段階では、連絡頻度や会う予定、相手の気持ちをどう確認するかなど、迷う場面を相談できるか聞きます。ただし、担当者が間に入れば、相手との違いがすべて解消するわけではありません。二人で話す部分と、第三者に支援を求める部分を確認しましょう。
相談をお願いしたい内容が分からないときは、過去に困ったことを一つ思い出してみてください。「会った後、次も会うか判断できなかった」「結婚の話を切り出せなかった」など、経験を伝えると支援を具体的に聞けます。経験がない場合は、心配している場面で構いません。
紹介後に自分が行うことも聞いておきます。面談だけでなく、申し込み、返答、相手との連絡など、必要な活動時間を見積もりましょう。支援があるから何もしなくてよいと考えるより、自分の役割を把握しておく方が、無理のない計画を立てられます。
成婚実績は定義と対象を読む
成婚率を見るときは、数字の大きさより先に、成婚の定義と計算方法を確認しましょう。入会した人のうち何人が成婚したのか、退会した人のうち何人なのかでは、数字の意味が変わります。同じ条件でなければ、そのまま順位をつけることはできません。

IBJの公式解説でも、成婚の定義や算出方法の違いに注意するよう案内されています。気になる実績があれば、対象期間、対象者、分母と分子を確認します。「成婚率が高いから自分も同じ確率で結婚できる」とは考えないことが大切です。
数字の読み方の例
仮に、ある期間の退会者20人のうち10人が成婚退会なら、その退会者を分母とした割合は50%です。しかし、その数字だけでは、入会者全員のうちの割合や、現在活動している人の結果は分かりません。
計算の意味を示す仮の例です。実在する相談所の実績ではありません。
年代別の成婚実績でも、対象人数と地域を確認します。少人数の事例から分かることと、多くの会員の傾向から分かることは異なります。自分と同じ年代の成婚事例は、活動方法の参考になりますが、同じ結果を約束するものではありません。
平均活動期間も、誰を対象にしているかを見てください。成婚退会した人だけの平均なのか、活動中やほかの理由で退会した人も含むのかで解釈が変わります。短い平均を見て、自分もその期間内に相手を決めなければならないと思う必要はありません。
実績の説明を聞いた後は、支援の内容へ戻ってみましょう。うまくいかなかったときに、どのように振り返って活動を見直すのかを尋ねます。成功した人の話だけでなく、困った場面の支援を具体的に説明できるかも、相談所を選ぶ材料です。
数字に不明な点が残るなら、無理に補って解釈しないことも大切です。「集計対象は確認できない」「今の条件でのお見合い成立は分からない」と整理したうえで、分かっている費用や支援と合わせて判断します。曖昧な実績を、契約を急ぐ理由にしないようにしましょう。
契約前に休会と解約条件を読む
契約前には、活動を始める条件だけでなく、休む場合や終了する場合の条件も確認します。仕事の変化や体調、家族の事情など、予定どおりに活動できない場面も考えられます。年代に関係なく、途中で見直せる仕組みを把握しておきましょう。

休会については、申請の期限、休会中の費用、利用できる機能、再開の方法を聞きます。休会できるという説明だけで、いつでも無料で止められると受け取らないようにしてください。交際中に休みたい場合の扱いも、必要なら確認します。
成婚料がある場合は、どの状態になると支払うのか、その時点でどんな支援が終了するのかを確認します。退会の手続きや、交際終了後に連絡が再開した場合の扱いなど、契約上の条件も読みましょう。名称が同じでも、各社の取り扱いが同じとは限りません。
また、結婚相手紹介サービスは、契約期間が2か月を超え、契約金額が5万円を超えるなどの要件に該当すると、特定商取引法の特定継続的役務提供の対象になります。消費者庁は、対象契約についてクーリング・オフや中途解約のルールを案内しています。
対象契約のクーリング・オフは、法律で定められた書面を受け取った日から数えて8日以内であれば、書面または電磁的記録で行えると説明されています。すべての契約で条件が同じと決めず、自分の契約の要件と書面を確認してください。
出典:消費者庁・特定商取引法ガイド「特定継続的役務提供」。適用条件や例外、具体的な手続きは公的案内で確認し、不明な点は消費生活センターなどへ相談してください。
入会時の説明と書面に違いがある場合は、そのまま契約を進めず確認しましょう。「後で担当者が説明してくれるはず」と残すより、支払額や提供内容を理解してから判断したいところです。メールなどで回答をもらった場合は、契約に関する案内と一緒に保管します。
契約前に確認する項目をまとめて見たい方は、結婚相談所選びのチェックリストも使ってみてください。比較の途中で分からないことが出てきたら、急いで結論を出さず、質問へ戻ることが大切です。
無料相談を同じ条件で比較する
無料相談では、各社へ同じ希望と質問を伝えると比較しやすくなります。相談のたびに条件が変わると、回答の違いが相談所の仕組みによるものか、自分の伝え方によるものか分からなくなります。まずは一枚のメモを用意してみましょう。
メモには、希望地域、相手の年代、働き方、活動に使える時間、予算の目安、相談したい場面を書きます。すべて決めておく必要はなく、「住む場所は相談したい」「結婚時期はまだ考え中」といった未確定な点も、そのまま伝えて構いません。
20代の相談例
「結婚を考えた交際がしたいです。費用を無理なく続けられるかと、交際経験が少なくても相談できる内容を知りたいです」
30代の相談例
「仕事を続けながら活動したいです。平日夜の面談と、交際中に迷ったときの相談方法を比べています」
40代の相談例
「今の地域で暮らしながら、同年代との出会いを探したいです。この条件での活動の見通しと、相手選びの支援を教えてください」
相談後は、よかった印象だけでなく、回答が具体的だった点と、まだ分からない点を書き分けます。担当者に話しやすかったか、必要な支援が含まれていたか、費用を同じ条件で比べられるかを確認しましょう。未回答の項目は、契約前に質問し直します。
複数社を比べる場合も、数を増やすこと自体を目的にする必要はありません。候補を絞れるだけの情報がそろったかを基準にします。比較を続けても決められないときは、情報不足なのか、自分が求める支援がまだ曖昧なのかを分けて考えてみてください。
相談所ごとの特徴を見たい方は、30代女性向けの結婚相談所比較と選び方も参考になります。ブランド名から決める前に、この記事で整理した条件を使って、自分に必要な支援があるかを確かめましょう。
結婚相談所の選び方|まとめ(総括)

結婚相談所の選び方は、年齢だけで決まりません。20代は活動目的と継続費用、30代は生活と相談体制、40代は望む暮らしと会員層を入口に、自分に当てはまる条件を整理しましょう。年齢別プランは支払総額と支援内容をそろえ、会員数や成婚率は定義と対象を確認します。無料相談では同じ希望と質問を伝えると、違いが見えやすくなります。必要な支援を受けられるか、希望を話せる担当者か、契約条件を理解できたかを確かめてから判断してください。まずは「何を一緒に考えてほしいか」を一つ、メモに書くところから始めてみましょう。
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